芥川竜之介とは
侏儒の言葉
芥川竜之介を小説家としてよりもむしろ随筆家として認めている人が少なからずある。この『侏儒の言葉』は、その最も光彩陸離たるもの。明治以来諸才子争って泰西のアフォリズムの形式を模したが、その鋭利と辛辣...
ハイネ散文作品集(第3巻)
回想記 著者:ハインリヒ・ハイネ/木庭宏出版社:松籟社サイズ:全集・双書ページ数:287p発行年月:1992年01月この著者の新着メールを登録する【目次】(「BOOK」データベースより)ハイネと芥川竜之介/ルー...
地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇
地獄変の屏風を画くため、娘を火にかける異常の天才絵師を描いた『地獄変』、映画「羅生門」で一躍世界に名を馳せた『藪の中』など、芥川王朝物の第二冊。彼は古い物語の中の人物を見事に近代の中に蘇らせ得た。...
蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇
芥川が小説、随筆、童話、戯曲と、その才気にまかせて様々のジャンルで試みた作品の中から、広い意味で「子どもむき」と考えられる作品を選び収めた。この作品群から、機智や逆説や諷刺、そしてまた、そうした理...
山の文学紀行
著者:福田宏年出版社:沖積舎サイズ:単行本ページ数:275p発行年月:1994年08月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)名作の中に描かれた美しい日本の山の心象風景。【目次...
芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 近代文学編)
羅生門 鼻
地獄変 舞踏会
薮の中 将軍(抄) トロッコ
河童(抄)
など芥川の初期から晩期にいたる作品を選んでいる。
読みやすいが作風が時期により変化しているのがわかる。
侏儒の言葉・文芸的な、余りに文芸的な (岩波文庫)
芥川龍之介は 日本の近代文学者の中でも最も知的な作家だったと思う。
彼が初期に書き上げた 王朝物など 日本の古典から作り上げた作品は 工芸品の様に精緻で 読んでいて その美しさにはめまいを覚えるくらいだ。彼が織り上げる日本語の美しさも比類がなく 本当に文章で勝負できる作家だった。
但し そんな彼自身の剃刀のような知性が 彼自身を切り刻んだ。それが 芥川龍之介という 一つの物語のあらすじなのである。彼の後期の作品は それを書いていること自体が 一種の自殺ではないかという印象すら受ける。彼は自分自身を「むきだしの神経」と自嘲していたと聞いた記憶があるが 外気に触れるだけで 激痛が走るような日々だったのかもしれない。
「侏儒の言葉」の言葉は 彼の自死の4年前の作品だ。この作品は まだ彼の知性のきらめきを感じさせる。読んでいて 本当に頭の良い方だったと今でも思う。
但し そんな彼の頭脳が 重荷となっていったのが その後の4年だったのだ。そんな歴史を知っている僕らとして 読んでいてつらいものもある。
文豪ナビ 芥川龍之介 (新潮文庫)
全然日本文学になんて興味ないですが、軽い気持で購入。
予想以上に面白い!!!
コンパクトにしたあらすじ本なんて邪道かと思っていましたが、作品の雰囲気を損なうことなく、表現の美しさなどを見事に残していました。
芥川に詳しくないくせになんでそんなことが言えるのかというと、余りに面白くて、その後結局芥川作品を乱読したのです(爆笑)。そして、改めてこの本の要約の旨さを感じました。
作品ナビ(読みどころをギュッと紹介)も役に立ちました。例えば、『鼻』は中学の国語でも読んだもののピンとこなかったのが、「誰にでもコンプレックスはあるが、もしそのコンプレックスが無くなると・・・?」という解説の下読み直すと見方が変わりました!
その後、夏目漱石版も読んだのですが、こちらはあんまり・・・。芥川は短編小説が主なので、こういうコンセプトの本に向いていたのでしょうかねえ??
河童 他二篇
『河童』はある精神病患者の談話を筆録したという形で書かれたユートピア小説である。ここに描かれた奇怪な河童の国は戯画化された昭和初期の日本社会であり、また生活に創作に行きづまっていた作者の不安と苦悩...
芭蕉雑記・西方の人 他七篇
一九二七年夏の自殺にむかって急傾斜してゆく芥川。その精神の秘密を、評論・小説・随筆・遺書と、様々な体裁をとりながら教養と機智のおもむくままに、工夫をこらして表現した作品を集めた。「芭蕉雑記」「『今...
史談蚤の市改版
中公文庫 著者:村雨退二郎出版社:中央公論新社サイズ:文庫ページ数:249p発行年月:2005年11月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)首の相場や築城法を綴った「乱世合切袋...
遠野物語の誕生
ちくま学芸文庫 著者:石井正己出版社:筑摩書房サイズ:文庫ページ数:339p発行年月:2005年08月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)本書は、遠野市に寄贈された『遠野物語...
新日本古典文学大系(42)
宇治拾遺物語 著者:佐竹昭広出版社:岩波書店サイズ:全集・双書ページ数:569,発行年月:1990年11月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)中世説話文学の代表作2篇。真摯...
〈新解釈〉羅生門
「いじめ」の視点から芥川を読み直す 著者:神川仁出版社:文芸社サイズ:単行本ページ数:149p発行年月:2007年06月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)国語の教科書には何...
羅生門・鼻・芋粥・偸盗
朱雀大路の荒れはてた羅生門を舞台に展開する凄惨な人間絵巻『羅生門』、漱石が激賞した『鼻』、いずれも今昔物語・宇治拾遺物語などに素材を得たもの。どの作中の人物も、作者の機知縦横の筆によって、現代のわ...
歯車 他二篇
ここに収めた三篇は、いずれも作者最晩年の代表作。『玄鶴山房』の暗澹たる世界は、作者の見た人生というものの、最も偽りのない姿であり、『歯車』には自ら死を決意した人の、死を待つ日々の心情が端的に反映さ...
日本児童文学名作集(下)
岩波文庫 著者:桑原三郎/千葉俊二出版社:岩波書店サイズ:文庫ページ数:303p発行年月:1994年03月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)大正7年7月、鈴木三重吉によって創...
大修館四字熟語辞典
著者:田部井文雄出版社:大修館書店サイズ:事・辞典ページ数:422,発行年月:2004年06月この著者の新着メールを登録する【出版社からの情報】 現代の国語生活に必要な約2650の四字熟語を精選。漢字1字1字にま...
日本近代文学評論選(昭和篇)
岩波文庫 著者:千葉俊二/坪内祐三出版社:岩波書店サイズ:文庫ページ数:457p発行年月:2004年03月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)昭和二年、金融恐慌、山東出兵と、...
今昔物語集(本朝部 下)
岩波文庫 著者:池上洵一出版社:岩波書店サイズ:文庫ページ数:530,発行年月:2001年09月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)巻二十六から巻三十一まで。宿報、霊鬼、悪...
