笙野頼子とは

笙野頼子三冠小説集 河出文庫 著者:笙野頼子出版社:河出書房新社サイズ:文庫ページ数:258p発行年月:2007年01月この著者の新着メールを登録するこの商品の関連ジャンルです。 ・本>小説・エッセイ>日本の小説>著者名・さ行
笙野頼子三冠小説集 (河出文庫)  マグロと恋する夢を見た直後、そのマグロかスーパージェッターともつかない人物から電話がかかってきて、誘われるままに海芝浦へ出かけていく……(タイムスリップ・コンビナート)  出だしは前衛的で先の展開を期待させるのですが、その後がどうも面白くない。長いこと電車に乗って海芝浦へ出かけていく途中、衝動的に降りたり乗り換えたりして、電車の中では窓の外の都市の描写が延々と続く。意識の流れという手法なのでしょうか? 主人公の考えがあれからこれへと凄まじい展開をして、正直全くついていけませんでした。他のページでレビューなんかを見てみると、文章が美しいと評したりしていたので楽しみにしていたのですが、特にこれといって特別なものは感じられません。むしろ他の美文と評される作品と比べて、冗長としか感じられないです。先ほど言ったように途中で意識の流れ等が入り込んで来るので、例のマグロも途中で吹っ飛んでしまったりして、ストーリー性もあまりなさそう。  特に『二百回忌』がすごかったです。赤い喪服を着て出かけていったら時間軸がめちゃくちゃで、死者が蘇っている。そこではとにかく適当な方向に流れていくように振る舞わなければならないというのですが、家の壁が突然かまぼこだったり、読んでいて意味が分からないという印象しかありませんでした。  最後の『なにもしてない』は内にこもる人間のありようが良く描けていたかな、という気もしますが、特別面白くもありません。女性らしい皮肉も散見されてとにかく読了後いい気分になるものではないでしょう。  ほめる人にはこのめちゃくちゃな感じがたまらないのでしょうが、面白くない人には全然面白くないだろうなという気がしました。  因に、野間文芸新人賞、三島賞、芥川賞をこの三作品で取ったというので『三冠』というタイトルはご自分で付けたそうです……
笙野頼子 ネオリベラリズムを越える想像力現代思想出版社:青土社サイズ:ムックその他ページ数:246p発行年月:2007年03月この商品の関連ジャンルです。 ・本>その他
笙野頼子虚空の戦士 著者:清水良典出版社:河出書房新社サイズ:単行本ページ数:190p発行年月:2002年04月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)現代文学の最前線を疾走しつづける孤高の作家・...
夢の死体 笙野頼子・初期作品集2 著者:笙野頼子出版社:河出書房新社サイズ:単行本ページ数:204p発行年月:1994年11月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)壊れていく世界に〈痛み...
極楽 笙野頼子・初期作品集1 著者:笙野頼子出版社:河出書房新社サイズ:単行本ページ数:245p発行年月:1994年11月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)世界へのかぎりない闘い...
水晶内制度 著者:笙野頼子出版社:新潮社サイズ:単行本ページ数:263p発行年月:2003年07月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)原発を国家の中枢として、日本政府に黙殺された女達の...
片付けない作家と西の天狗 著者:笙野頼子出版社:河出書房新社サイズ:単行本ページ数:230p発行年月:2004年06月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)21世紀になっても居場所がなかった作家の終わり...
だいにっほん、ろんちくおげれつ記 著者:笙野頼子出版社:講談社サイズ:単行本ページ数:229p発行年月:2007年10月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)孤高の作家・笙野頼子の戦いはさらにヒートアップ!ロ...
だいにっほん、ろりりべしんでけ録 著者:笙野頼子出版社:講談社サイズ:単行本ページ数:309p発行年月:2008年04月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)近代に大発生。世界に蔓延した「おんたこ」の正体とは...
だいにっほん、おんたこめいわく史 著者:笙野頼子出版社:講談社サイズ:単行本ページ数:223p発行年月:2006年08月この著者の新着メールを登録する2006年11月号掲載『群像』掲載の「だいにっほん、おんたこめいわく史」の単行本化。オタク男たち...
絶叫師タコグルメと百人の「普通」の男 著者:笙野頼子出版社:河出書房新社サイズ:単行本ページ数:197p発行年月:2006年04月この著者の新着メールを登録する2006年6月号掲載誇り高く野太いブスの八百木千本は、ある時気がつくと、若く美しく、有名に...
一、二、三、死、今日を生きよう!成田参拝 著者:笙野頼子出版社:集英社サイズ:単行本ページ数:243p発行年月:2006年10月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)異景を見に行った、幻想に巻き込まれた、一旦死にかけ...
S倉迷妄通信 著者:笙野頼子出版社:集英社サイズ:単行本ページ数:270p発行年月:2002年09月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)本当の本当の本当とは何か。芥川賞作家の「猫人生」そ...
芥川賞全集(第17巻) 著者:笙野頼子出版社:文藝春秋サイズ:全集・双書ページ数:500p発行年月:2002年08月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)昭和十年の創設以来、世紀を越えて日本文学の本...
萌神分魂譜 著者:笙野頼子出版社:集英社サイズ:単行本ページ数:217p発行年月:2008年01月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)愛している―深く、限られた支持の中で作家は書き続け...
説教師カニバットと百人の危ない美女 著者:笙野頼子出版社:河出書房新社サイズ:単行本ページ数:261p発行年月:1999年01月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)ほーっほっほっほ。美人、それがどうかしたの!...
愛別外猫雑記 著者:笙野頼子出版社:河出書房新社サイズ:単行本ページ数:203p発行年月:2001年03月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)可愛いだけか?迷惑だけか?「かわいそう」だけ...
愛別外猫雑記 河出文庫 著者:笙野頼子出版社:河出書房新社サイズ:文庫ページ数:217p発行年月:2005年12月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)「私は決して猫が好きなのではない。猫を...
幽界森娘異聞 講談社文庫 著者:笙野頼子出版社:講談社サイズ:文庫ページ数:374p発行年月:2006年12月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)猫たちを拾った森で、“彼女”に会った。生前...
極楽 講談社文芸文庫 著者:笙野頼子/笙野頼子出版社:講談社サイズ:文庫ページ数:289p発行年月:2001年03月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)輪切りの地獄、鼠硝子、自閉帝...
徹底抗戦!文士の森 実録純文学闘争十四年史 著者:笙野頼子出版社:河出書房新社サイズ:単行本ページ数:414p発行年月:2005年06月この著者の新着メールを登録する  2005年8月号掲載現代文学の最前線を担う著者は、なぜ論争を挑...
だいにっほん、ろりりべしんでけ録 本書に対して、レビュアーなどという汚らしい立場から、☆をいくつなどとつけることに躊躇する。なぜなら、評者はここに書かれていることが、よくわからないからだ。「わからない」というのは、文字通り「わからない」ということであり、そこには揶揄的な中傷は一切含まない。 以前から、作者がフォイエルバッハに言及しているらしいことは、新聞か雑誌かで読んで知っていた。学生時代から評者はマルクスの「フォイエルバッハ・テーゼ」に随分と悩まされてきたし、フォイエルバッハ研究者の河上睦子の『フォイエルバッハと現代』に大きな刺激を受け、先ごろ刊行された同じ著者の『宗教批判と身体論』を現在読みつつある。 フォイエルバッハの岩波文庫に入っているものも、折に触れて読んではいる。 本書は、以上のような個人的経緯もあって気になっていた小説家の新刊であり、本の帯(腰巻)にある「みなさん、ドイツイデオロギーは間違っているよ。」という惹句にも強く誘引されて購入したものである。 評者はフォイエルバッハに惹かれつつも、『ドイツイデオロギー』を年に1回は読んでいる。近年ますます、経済社会、世界の状況は『ドイデ』を読まなければわからないという思いが強い(実は最近も『ドイデ』のなかにソヴィエト(のような社会主義国家)崩壊の必然を明示した文章を発見した。識者には当たり前のことだろうが)。 しかしながら、エンゲルスのフォイエルバッハ理解のバイアス、マルクスが実は観念論者のなかではフォイエルバッハをこそ認めていたという含意、それらについて、評者はいまだ折り合えていない。 会社勤務労働者として、人並み以上に酒も喰らい、阿呆な「社内政治」(わかりやすく言えば人間関係ですな。出世などとは関係はありません)にも関わったうえでの「お勉強」である。(とは言え、この数年ほどにマルクスやフォイエルバッハが思想したことと、我が卑小なる世間の現実とがリンクしていると思われることはかつてなかった)。 それ以前にも、幾つかの笙野作品は読んでいるが、いずれもよくわからなかった。バカだからである。 そのうえ、本書は三部作の完結編ということであり、前の2つを読んでいなければわからないのであろうが、その当たり前の努力をしていない。 そこでお願いなのだが、過去の作品などで笙野を高評されている方々に何かヒントをいただければと思う。なお、本書に登場する柄谷行人ら、幾人かのヒヒョー家については、多少の知識はある。本書巻末に登場する田中和生なる御仁は、名のみ知るがそれほど重要な人物でもなかろうと思うが、いかがでしょうか。 そのうえで、読むべき書物(笙野のものは当然だが)など背景的な理解に益するものをご教示願いたい。
母の発達 (河出文庫―文芸コレクション) 活字アニメーション的な奇想天外で摩訶不思議な母をめぐる奮戦記。
歪む身体 現代女性作家の変身譚 著者:カトリン・アマン出版社:専修大学出版局サイズ:単行本ページ数:213p発行年月:2000年04月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)民話でなじみ深...
戦後短篇小説再発見(10) 表現の冒険 講談社文芸文庫 著者:講談社出版社:講談社サイズ:文庫ページ数:268p発行年月:2002年03月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)既成の通念を乗り越えようとす...
時代の転換点と文学 民主文学館 著者:乙部宗徳出版社:日本民主主義文学会/光陽出版社サイズ:単行本ページ数:251p発行年月:2004年01月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)第一回手塚英孝賞...
大好きな本 川上弘美書評集 著者:川上弘美出版社:朝日新聞出版サイズ:単行本ページ数:419,発行年月:2007年09月この著者の新着メールを登録する「好きな本があるよ、いい本があるよ、みんなもよかったら読んでね!」−...
現代文学の読み方・書かれ方 まともに小説を読みたい/書きたいあなたに 著者:渡部直己出版社:河出書房新社サイズ:単行本ページ数:347p発行年月:1998年03月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)ロン...
欲望する文学 踊る狂女で読み解く日英ジェンダー批評 著者:生駒夏美出版社:英宝社サイズ:単行本ページ数:381p発行年月:2007年10月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)現代文学と日本...
ヌーヴォー・ロマン周遊(続) 中央大学学術図書 著者:鈴木重生出版社:中央大学出版部サイズ:単行本ページ数:413,発行年月:1999年01月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)『ヌーヴォー・ロマン周遊...
現代人気作家101人 読書案内・作品編 著者:日外アソシエーツ出版社:日外アソシエーツ/紀伊国屋書店サイズ:事・辞典ページ数:503p発行年月:1996年07月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)...
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