村上春樹 アフターダークとは
アフターダーク
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日本文学ふいんき語り
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村上春樹のなかの中国
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思春期をめぐる冒険
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アフターダーク
講談社文庫 著者:村上春樹出版社:講談社サイズ:文庫ページ数:294p発行年月:2006年09月この著者の新着メールを登録する真夜中から空が白むまでのあいだ、どこかでひっそりと深淵が口を開ける。【内容情報】(...
アフターダーク
私は「ねじまき鳥クロニクル」が最高傑作という人間です。
短編なら「沈黙」
村上春樹の作品で表現されている世界はすべて共通していると思います。
話が深い、浅い、心に残る言葉があるか、ないか、など…技術的な問題、
その違いで作品個々の評価が分かれるだけであって、
根底にあるテーマはどの作品を読んでも同じだと感じます。
「アフターダーク」を読んでも「カフカ」を読んでも新しいものには何も出会えませんでした。
それは、私がそれまでに同じような彼の小説を読んでいるからだと思います。
しかし、そのことが作品の評価を下げることはありません。
すべてのすぐれた作家、ミュージシャン、画家、映画監督…
なんでもいいですが、結局、1人の人間が表現できる世界は1人につき1つだけだと思います。
評価を下げるのは、読んでいる途中に「これは過去の作品における…だ」とあからさまに感じるときです。
いままで通り、自分が得意な楽器で同じような曲を書くことをやめ、
新しい楽器で物語を奏でたからでしょうか?
アフターダークは長編というより村上春樹小説の概略といった感じがしました。
新しい試みにより、登場人物の影は表面にとどまり、深み(暗闇)にたどり着けないまま終わりました。
この作品自体は非常に薄味で、全作品を読んでいる人間は、
これをきっかけに、
「ねじまき鳥」を「ノルウェイ」をまた読んでみようか、と思うのではないでしょうか?
答えはどの作品を読んでも見つからないですが、読書後、心に残る言葉にできない感情が村上春樹の魅力だと思います。
蛇足ではありますが、
この小説で私は村上龍の「ライン」という小説を思い出しました。
「ライン」がいつもの村上龍節でありながら強烈なインパクトを残したのに対して、
いつもの村上春樹節でありながらボンヤリとした世界を提供した「アフターダーク」の評価は決して高くありません。
しかし、この先も村上春樹が新しい楽器で物語を奏で続けるなら、
今後は、違う角度から、彼の表現する世界が見えてくるのではないかと感じました。
そして、それは、過去の作品にも新しい視点を加えることにもなると思います。
カフカは過去のスタイルの清算。
アフターダークは分岐点としての意味を持つのではないでしょうか?
これからの村上春樹が楽しみです。
アフターダーク (講談社文庫)
相変わらず読みやすい。読みやすくて分かりやすい文体だった。 比喩も凝っているとはいえ難解すぎることもない。 ただ、読みやすい割に作品を通して伝えたいことを読み取るのに苦労する。 村上春樹という作家を知らなければ、読みやすい文体に隠された本当に思考をめぐらせるべき部分に気づけるのかが疑問。 好きな人には堪らないといった感じだろうか? ただ、世の中の村上春樹好きの全てが本当に作品を理解できているのか?私の身の回りにもミーハーが多い気がする…… しかし、この人の作品の登場人物は、揃いも揃って考え方やら何やらが格好良すぎると思う。
ハルキ・ムラカミと言葉の音楽
著者:ジェイ・ルービン/畔柳和代出版社:新潮社サイズ:単行本ページ数:463p発行年月:2006年09月この著者の新着メールを登録する2006年12月号掲載元ハーバード大学教授で、村上春樹作品の英語版翻訳者でもあ...
音楽家たちの村上春樹 ノルウェイの森と10のオマージュ 兼松光
- 収録曲目/内容 - 曲名/内容 アーティスト1 (歌手/作曲家など) アーティスト2 (作曲/編曲者など) 1 〜海外著名ジャズ・ミュージシャンから村上春樹に捧げられた 2 アルバム「10のオマージュ」。...
村上春樹はくせになる
朝日新書 著者:清水良典出版社:朝日新聞出版サイズ:新書ページ数:236p発行年月:2006年10月この著者の新着メールを登録する2007年1月号掲載先頃、有力候補とされながらも、惜しくもノーベル文学賞を逃した村...
村上春樹をどう読むか
著者:川村湊出版社:作品社サイズ:単行本ページ数:230p発行年月:2006年12月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)1979年、「風の歌を聴け」により文壇登場以来、喪失感漂...
文学÷現代
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「村上春樹」を聴く。
ムラカミワールドの旋律 著者:小西慶太出版社:阪急コミュニケーションズサイズ:単行本ページ数:321p発行年月:2007年04月この著者の新着メールを登録する村上春樹氏の作品には様々なジャンルの音楽が登場し、...
村上春樹をロシア語で!『アフターダーク』 村上春樹
縦:20.5cm 横:13.5cm 厚さ:1.5cmページ数:237ページ全文ロシア語BACK
思想のケミストリー
著者:大沢真幸出版社:紀伊国屋書店サイズ:単行本ページ数:306p発行年月:2005年08月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)大沢社会学がひきおこすスリリングな思想の化学...
村上春樹
「喪失」の物語から「転換」の物語へ 著者:黒古一夫出版社:勉誠出版サイズ:単行本ページ数:294p発行年月:2007年10月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)処女作から最新...
音楽家たちの村上春樹 ノルウェイの森と10のオマージュ 兼松光
- 収録曲目/内容 - 曲名/内容 アーティスト1 (歌手/作曲家など) アーティスト2 (作曲/編曲者など) 1 〜海外著名ジャズ・ミュージシャンから村上春樹に捧げられた 2 アルバム「10のオマージュ」。...
村上春樹スタディーズ(2005ー2007)
著者:今井清人出版社:若草書房(東京)サイズ:全集・双書ページ数:297p発行年月:2008年03月この著者の新着メールを登録する【目次】(「BOOK」データベースより)「激しく欠けているもの」について/村上春...
