山下彩花とは
彩花へ、ふたたび―あなたがいてくれるから (河出文庫)
神戸事件(酒鬼薔薇事件)で娘を亡くした母の二冊目の手記。妹を亡くし、加害少年と年の変わらない彩花ちゃんの兄の文章が心を打つ。それにしても、あれほどの不幸に見舞われた遺族が、なぜ短い期間に生きる姿勢を整え、社会にメッセージを発信していけたのか。励まされる側が励ます側に変わっていったことは驚きとしかいいようがない。この本で、ジャーナリストの東氏が遺族とどのような対話を重ねていったのかがよくわかり合点がいった。元気になりたい人、生きる意味を探している人には絶対的にお薦めの一冊! 文庫本化にあたっての「まえがき」も秀逸!
彩花へ―「生きる力」をありがとう (河出文庫)
あの忌まわしい事件の犯人は、2005年の現在、日本のどこかで暮らしている。 あの衝撃的事件の記憶の鮮明さからすれば、早いようにも思える。 しかし、ご遺族にとっては時計は止まったままではなかろうか? あの事件当時、既に犯罪被害者支援の活動を開始していた弁護士としては、当時、自分ならどう対応したのだろうか、真剣に悩んだことを思い出した。 この事件を契機に、少年法の改正や犯罪被害者支援の動きが出てきたが、果たして被害者の望む万全な形になっているかと思うと忸怩たる思いがある。 この本を読んで泣いているばかりでは、被害者は浮かばれない。二度と、このような悲劇が起きないような社会を作るために具体的に行動を起こさなければならないだろう。 改めてご冥福をお祈りします。
彩花へー「生きる力」をありがとう
著者:山下京子出版社:河出書房新社サイズ:単行本ページ数:190p発行年月:1998年01月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)人間は愚かで悪い。でも、それ以上に人間は素晴...
彩花へ
「生きる力」をありがとう河出文庫 著者:山下京子出版社:河出書房新社サイズ:文庫ページ数:210p発行年月:2002年07月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)一九九七年、神...
彩花がおしえてくれた幸福
5年ぶりに出された彩花ちゃんのお母さんの手記! 生きていく上でもさまざまな苦悩があり、まして人間には老いる、病む、そして愛する人と死別し自身も必ず死ぬという苦しみがあります。その生老病死にふりまわされて終わる一生なのか、それとも生老病死の中に幸福を切り開くことができるのか。この本が問いかけ、教えてくれるテーマはとてつもなく哲学的です。しかも超読みやすい。ベストセラーになった前2作を超えるものがあります。山下さん一家を励まし対話し続けてきた東晋平氏が、彩花ちゃんの兄の6年半の心の軌跡を交え、巻末にノンフィクションとして綴っているのも出色です。この人の関わりがなければ、山下さん一家の蘇生もあり得なかったのでしょうね。絶対にお薦めのイチオシ本です!
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