ロシア州とは
バイコフの森―北満洲の密林物語
この本を読んだのは サイパンだった。1994年のことだ
言うまでもないが 北マリアナ連邦のサイパンは熱帯である。海は青いし 陸では火炎樹が咲き乱れている。Tシャツと短パンでビーチを歩いた。バドワイザーを飲みながら。
そんな土地で シベリアの深い森の話に読み耽ったというとも ミスマッチとしか言いようがない。しかし 言葉通り 読み耽ったのを覚えている。深い森の中を 虎やイノシシが闊歩する。人間も そこでは弱い生き物に過ぎない。それでも銃という道具でのしあがっていく。
そんな話だったと覚えている。
サイパンは太平洋戦争の戦場だ。多くの日本人と現地の方が亡くなった場所である。バンザイクリフという 痛ましい名前の岬にも出かけた。そんな場所にも本書を抱えた。シベリアの深い森を想いながら。
外交青書 平成20年版 (2008)
外務省 時事画報社
ソ連が満洲に侵攻した夏 (文春文庫)
歴史に例を見ない、世界一の悪で阿呆な大日本帝国軍。
それでも右翼にとっては、大日本帝国軍は強くてかっちょええ正義の軍隊であった筈だよな?
右翼はこう主張するだろう…。
「悪というのは、敵国からの視点であって、
日本人が大日本帝国軍を悪呼ばわりするのは変ではあ〜りませんか?」
変ではありません。
昭和の大日本帝国軍は、天皇を守る軍隊であり、
日本国民を守る為の軍隊ではなかったのである。
アメリカが原爆を落とした為、戦後の利権獲得にあせったソ連が満州に侵攻しましたが、
大日本帝国軍は満州開拓団を見棄ててさっさと撤退するんだもんな。
世界史でメジャーな悪のナチスドイツでさえ、
敗色濃厚になった後は、デーニッツ首相はドイツ国民を自国に帰還させることを優先して、
事実200万人以上の民間人を救ったのです。
昭和の大日本帝国軍は100万人の満州移民団を見棄てて逃げ帰るとは、恥ですな。
戦略眼の無いアフォの大日本帝国軍の指揮官の無能振りは有名であるが、
本書は何故無能になったかも考察している。
無能な指揮官というのは、判断力が無いからである。
何故、判断力が無いのかというと、
無知の上に責任感が無いからである。
国際法を遵守して日露戦争を戦った明治の大日本帝国軍は、世界中から絶賛されたが、
鬼とかイエローモンキーと呼称される昭和の大日本帝国軍は、守るべき国際法に無知であったというのが真相らしい。
世界の常識を知らずに、日本は神の国と増長したのが、全ての失敗の本質だね。
日本が悪で阿呆だとしても、
日ソ不可侵条約を破って侵攻してきたソ連も悪いという説はもちろんあります。
世界一の悪は日本軍だが、世界二の悪はソ連軍でも0Kです。
ただし、ソ連軍は阿呆ではありません。
日本が降伏した8月15日以降も、ソ連軍は満州で虐殺を続けましたが、
虐殺してもOK、シベリア送りもOKという屁理屈を見事に捻くり出すので感動しますた(藁
