はいやくとは
マジック・ランチャー (making of ACTUAL‐MEDIA)
岩井監督もかなり濃いですねー。映画はもちろん特撮、アニメ・・・等々。岩井美学あるいは岩井少女説をいわれるほど、女性的で繊細な映像、文章を書く岩井監督ですが・・・。本当はこう言うのも大好きと言う夢見る少年思考を暴露しています。岩井監督作品がイマイチ苦手な方のほうがきっと楽しめるんじゃないだろうか?・・・と言うような微妙な本です。
映画監督術 SHOT BY SHOT
ちょっと文章が読みにくいけれど、絵コンテの大切さやアクション・ライン等の超基本的な配置演出について知らない人にはとても良いと思います。ただ、この本の内容は映画監督になるための、ほ~んの第一歩で、役者への演出やクルーの管理など、監督としてより重要な事は全く書かれていないし、配置演出はほとんどカメラマンがカバーしてくれるものなので、う~ん、どうなのかなぁという風には思いました。
映画の演技―映画を作る時の俳優の役割
マイケル・ケイン自身の演技への取り組み方や、メイク・カメラ・助監督などスタッフの持つ影響力、
色々なタイプの監督のかかわり方などが、失敗談もまじえて、明快なユーモアのある文章で書かれています。
俳優を志す方、マイケルのファンの方は言うまでもなく(モノクロですが出演映画シーンもたくさんあります)、
映画を愛し、製作過程に興味のある方にもおススメです。
名画とそうならなかった映画、名演技と未熟な演技がどのように生じるのかを理解する助けにもなると思います。
よく映画雑誌や映像特典で、撮影秘話や俳優の取り組み方が紹介されていますが、この本のマイケル・ケイン氏の
考え方と比べてみるといっそう面白いと思います。
訳も俳優さんの余技では片付けられない素直なわかりやすい文章です。
