「あたりまえ」を疑う社会学とは
「あたりまえ」を疑う社会学 質的調査のセンス (光文社新書)
私は本書をタイトルから、今まで「あたりまえ」とされていたことに疑義を挟む、と言った内容のものと思っていたのだが、そうではない。フィールドワークの方法についての著作である。
著者おすすめの文献がいくつか登場し、そこからの引用が非常に多い。おかげで、その文献の内容は大ざっぱに理解できてしまうが、著者がそれで何を指摘したかったのかが整理されていない。
著作のフィールドワーク実体験も結構紹介されているが、これもどこがポイントなのかよく判らない。
最後の方になって、ようやくタイトルにある「あたりまえ」が出てきて、いかに主題と関係ないことを読まされてきたかがわかる。
少なくとも、自分でフィールドワークをしない人にとっては、読む価値のない著作である。
「あたりまえ」を疑う社会学
質的調査のセンス光文社新書 著者:好井裕明出版社:光文社サイズ:新書ページ数:259p発行年月:2006年02月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)数字データでは語れないさま...
