鬼ごっこ 1 (1) (IDコミックス REXコミックス)
今はやりの「萌え」系マンガよりもはるかに好感度が高い。
可愛いだけのキャラクターではない、ある意味独特の生臭さを持つ絵柄に惹かれてしまった。
但し、他の評者の方のレビューにも書かれている通りで、話を詰め込みすぎて消化できない部分がある。
こういった独特の世界観を構築するのが如何に難しいか。という問題はさておき、主人公にセクハラを行う友達や、主人公の巨乳を妬む鬼の女の子。そして作者のブルマーのこだわりについて思わず苦笑したり共感したり(笑
鬼ごっこ 2 (2) (IDコミックス REXコミックス)
日本の妖怪と西洋の悪魔との対決を描いた伝奇物第二段。
もともと成人系作家であるのだが、絵的にも萌えに媚びない作者の作画には好感が持てる。最近のマンガは可愛いだけの絵柄で、どれもが同じに見えて面白みが無い。作者の趣味なのか、スクール水着(それも白)というのはご愛嬌というか。セクハラする同級生が乳揉みした際に「じかだった」と鼻血を出すのは作者の願望(?)。
ストーリは、詰め込みすぎなのか、どうも散漫的になっているのが残念であるが。
鬼ごっこ (3) (IDコミックス REXコミックス)
トーンを殆ど使わず、ベタで勝負。黒の使い方が非常に上手い書き手と言う印象の黒柾さんの「鬼ごっこ」も三巻になりました。
今巻は、昔の頼子とこりゅうの間に何があったのか。その謎が明らかになり、さらには頼子が継ぐ者の力を自分の意志で使う事を決意。物語が動き出した巻と言ったところ。
それから、継ぐ者の力を持つ人間が新たに登場し、鬼の力を手に入れるのですが、これはキリンの謎に繋がっていくんでしょうね……ああ、次ぎが早く読みたい展開です。
相変わらずエロい画風ではありますが、エロはあくまでついで――であり、ストーリーで勝負しているのは好感が持てます。
トーンを殆ど人物に使用していないので、私に取ってはたまに見にくいコマもありますが、やはり黒の使い方が上手い。
画風もストーリーも作家さんなので、これからも買いですね。